会長　会沢一仁

皆々様に於かれましては、日頃より当連合会に格別のご理解ご配慮お引き立て賜り衷心より感謝申し上げます。 私が探偵を志した切っ掛け、それは十数年前、私の同級生の不審な死が起因となり今現在に至ります。 「なぜ?どうして?」の疑問を推測することから、私の探偵人生が始まったと実感しております。 この時に、現在の探偵スキルがあれば、全容を解明できたと今でも悔やんでおります。 その時の悔やみが私をプロの探偵として成長させたのでしょう。 昨今の日本社会は、欲しい物が簡単に手に入る豊かな社会となっております。 私が青年会議所(JC)時代、「明るい豊かな社会を築きあげよう」が日本青年会議所のスローガンとしてありました。

私は既に、その時からスローガンに対し疑問を感じており、物質的な豊かさのみを追求してきた現代社会が築かれたものと感じていた次第です。 それを裏付けるような事件や悲しい出来事が社会問題としてあるのも事実です。 コロナ過・少子高齢化・ IT 技術・五輪・戦争・選挙とワードを上げれば切りがありませんが、どのワードをとっても不正や悲しい出来事に関連していく事が身近でも起きてます。 私は、そんな現代社会だからこそ皆様の安心・安全を守る使命感に奮い立たせられ、同業各社の声を聴き一般社団法人 北海道探偵防犯業連合会の創設へと踏切りました。 探偵業・防犯業を営む事業者が連合組織を形成することで、個では出来ないことが団体組織だと大きな力となり、大きく社会にお役に立てるものと確信した次第でございます。 結びに、今後とも変わらぬ御愛顧賜りますよう連合会会員一同を代表致しまして心よりお願い申し上げます。